採用動画(リクルート動画)を内製化するときのポイント

    採用動画(リクルート動画)を内製化するときのポイント
    結論

    採用動画(リクルート動画)を内製化するときに最も大切なのは、外注のような「作り込まれた綺麗さ」を目指さないことです。実際の社員や職場の空気感がそのまま伝わるリアルさこそが、求職者の信頼につながるポイントであり、これは社内の人間だからこそ撮れる強みでもあります。台本を作り込みすぎず、素の表情や言葉を拾う編集を意識しましょう。

    採用動画は、会社説明会や求人サイトだけでは伝えきれない「働く雰囲気」を求職者に届けるための手段として、多くの企業が取り入れるようになりました。

    一方で、外注すると1本あたりの費用が高額になりやすく、社員の異動や入れ替わりのたびに撮り直しが必要になる点が悩みの種になりがちです。だからこそ、内製化を検討する企業が増えています。

    目次

    採用動画の内製化はどう進めればいい?

    採用動画の内製化はどう進めればいい?

    採用動画の内製化は、「企画・構成を決める」「社員へのインタビューと職場の撮影を行う」「短尺に編集して公開する」という3つの工程を、社内の担当者1〜2名で回せる体制を作ることから始めます。

    採用動画の内製化 基本の3工程

    • 企画:誰に何を伝えたい動画か、ターゲットとゴールを決める
    • 撮影:社員インタビューと職場の様子をスマホや簡易機材で撮る
    • 編集:2〜3分程度にまとめ、字幕を付けて公開する

    この3工程のうち、外注では時間もコストもかかりやすいのが「企画」と「撮影日程の調整」です。内製化すれば、社員のスケジュールに合わせて柔軟に撮影を組めるため、この部分の負担を大きく減らせます。

    なぜ今、採用動画を内製化する企業が増えているのか

    なぜ今、採用動画を内製化する企業が増えているのか

    採用動画を内製化する企業が増えている背景には、採用競争の激化によって「動画で職場を見せる」ことが当たり前になり、更新頻度の高さが求められるようになったことがあります。

    求人サイトや採用ホームページに載せる動画は、一度作って終わりではありません。新入社員が入るたびに、部署が変わるたびに内容を更新したい場面が出てきます。

    そのたびに外注していては費用がかさむため、年に数回のアップデートを前提にした内製体制を組む企業が増えています。

    内製の採用動画で評価されるのはどんなポイントか

    内製の採用動画で評価されるのはどんなポイントか

    内製の採用動画で評価されるのは、映像の綺麗さではなく、社員の言葉や表情から伝わる「この会社で働くイメージのしやすさ」です。

    外注のプロモーション動画

    企業の世界観やブランドイメージを、演出込みで格好よく見せることに向いている。

    内製の採用動画

    等身大の社員の声や日常の職場風景を見せ、入社後のギャップを減らすことに向いている。

    求職者が知りたいのは「格好いい会社かどうか」ではなく、「自分が働く姿を想像できるかどうか」です。この視点を持てるかどうかが、内製動画の質を大きく左右します。

    採用動画の基本構成はどう組み立てればいい?

    採用動画の基本構成はどう組み立てればいい?

    採用動画の基本構成は、「会社紹介」「働く様子」「社員インタビュー」「メッセージ」の4パートを、この順番で2〜3分にまとめる形が定番です。

    冒頭の会社紹介は10〜15秒程度に抑え、事業内容よりも「どんな人が、どんな雰囲気で働いているか」が伝わるカットを優先します。

    続く「働く様子」では、会議中や作業中の自然な表情を、インタビューでは仕事のやりがいや入社理由を、それぞれ1分以内の短いカットに分けて挟み込むことで、テンポよく見せられます。

    POINT

    最後のメッセージパートは、社長や採用担当者ではなく、実際に働く若手社員に語ってもらうと、求職者との距離が縮まりやすくなります。

    採用動画づくりでよくある失敗とは

    採用動画づくりでよくある失敗とは

    採用動画づくりでよくある失敗は、台本を作り込みすぎて社員の話し方が不自然になり、逆に「よそ行き」の印象を与えてしまうことです。

    セリフを一字一句覚えてもらって喋らせると、どうしても棒読みになり、見る側に「作られた感」が伝わってしまいます。

    台本は「質問リスト」程度にとどめ、その場での自然な受け答えを撮影して、編集で良い部分を拾い上げる方が結果的に伝わりやすい動画になります。

    もう一つの失敗が、あれもこれも詰め込んで5分を超える長尺になってしまうことです。求職者の多くはスマホで移動中に視聴するため、2〜3分以内に収める意識を持ちましょう。

    撮影と編集で気をつけたいことは?

    撮影と編集で気をつけたいことは?

    撮影では音声の聞き取りやすさを最優先し、編集ではテンポよくカットをつないで社員一人あたりの登場時間を短く保つことが重要です。

    オフィスや現場の環境音が大きいと、インタビューの内容が聞き取りづらくなります。ピンマイクが用意できない場合は、スマホをできるだけ話者の口元に近づけて撮影するだけでも改善します。

    「格好よさより、聞き取りやすさと自然さ」

    編集の段階では、一人のインタビューが長々と続かないよう、1つの発言を10〜15秒程度に区切って複数人の声をテンポよく織り交ぜると、飽きずに見てもらえる動画になります。

    よくある質問

    Q. 採用動画の内製化はどう進めればいいですか?

    A. 「企画」「撮影」「編集」の3工程を社内の少人数で回す体制を作ることから始めます。最初は完璧を目指さず、質問リストを使った自然なインタビュー撮影から着手するのがおすすめです。

    Q. 採用動画は何分くらいが適切ですか?

    A. 2〜3分以内が目安です。求人サイトに掲載する場合は、さらに短い1分前後のダイジェスト版を用意すると、最後まで見てもらいやすくなります。

    Q. 出演する社員選びで気をつけることはありますか?

    A. 話が上手な社員よりも、求職者と年齢や立場が近い社員を選ぶと、視聴する側が自分の入社後をイメージしやすくなります。

    まとめ

    採用動画の内製化は、プロ並みの完成度を目指すよりも、社員のリアルな姿を伝えることに軸を置くことで、求職者に響く動画になります。

    ムビ楽では、採用動画のようなインタビュー撮影・構成づくりも含めた実践的な編集レクチャーを行っています。

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