インタビュー動画のジャンプカットの自然なつなぎ方は?編集で気をつけたいポイント

    インタビュー動画のジャンプカットの自然なつなぎ方は?編集で気をつけたいポイント
    結論

    インタビュー動画の編集は、フィラー(えー、あの)や不要な間を削りつつ、話者の伝えたい核心部分は言い回しごと残すことが最重要です。カットでできた不自然なつなぎ目は、ジャンプカットとして割り切るか、B-roll(補足映像)で覆い隠すかを場面ごとに使い分けることで、テンポよく自然な仕上がりに近づけられます。

    インタビュー動画は、話し言葉ならではの言い淀みや脱線が多く、そのまま使うとどうしても間延びした印象になりがちです。

    かといって切りすぎると、今度は不自然なつなぎ目が目立ってしまい、編集初心者が最も苦労するジャンルのひとつでもあります。

    目次

    インタビュー動画のジャンプカットの自然なつなぎ方は?

    インタビュー動画のジャンプカットの自然なつなぎ方は?

    自然につなぐコツは、カット前後で話者の表情や体の向きが大きく変わっている箇所を選ぶことと、カットの直前直後で音声の間を0.2〜0.3秒程度そろえて詰めることです。

    ジャンプカットが目立ちにくくなる3つのコツ

    • 表情やジェスチャーが動いているタイミングで切る
    • カット前後の間(ま)の長さを一定にそろえる
    • 頻発する場所ではB-rollを挟んで視点を切り替える

    逆に、静止に近い表情のままカットすると、瞬間移動したような違和感が強く出ます。次の章から、フィラーのカット基準やB-rollの使い分けを詳しく解説します。

    フィラー(えー、あの)はどこまでカットすべきか

    フィラー(えー、あの)はどこまでカットすべきか

    基本的にはすべてのフィラーをカットして問題ありませんが、話者の間(ま)や考えている様子まで機械的に詰めすぎると、逆に不自然な早口に聞こえてしまいます。

    「えー」「あの」「まあ」といった言葉自体は情報を持たないため、カットしても意味は変わりません。

    POINT

    フィラーを削った後は、そのまま無音を詰めるのではなく、0.1〜0.2秒程度の自然な間を残すと話し言葉らしさが保たれます。

    考え込んでいる間の沈黙まで詰めてしまうと、実際の話者の話すテンポとかけ離れた、せかせかした印象になるため注意が必要です。

    ジャンプカットとB-roll、使い分けの基準は

    ジャンプカットとB-roll、使い分けの基準は

    カットが1〜2箇所程度で短い会話区間ならジャンプカットで割り切り、カットが連続する長めの区間ならB-rollを挟んで視点を切り替えるのが基本的な使い分けです。

    ジャンプカットが向く場面

    カット箇所が少なく、多少のテンポ感がむしろ良い方向に働く短い受け答え。

    B-rollが向く場面

    カットが連続する長い説明部分や、話の内容を映像で補足したい箇所。

    B-rollには、話者が話している内容に関連する作業風景や資料・商品のカットを使うと、単なる「つなぎ」を超えて内容の理解も助ける映像になります。

    話の核心を壊さずに要約編集する方法

    話の核心を壊さずに要約編集する方法

    要約編集では、まず全文を文字起こしして「結論」「理由」「具体例」の役割ごとに文をラベル分けし、同じ役割の文の中から一番分かりやすい表現を選んでつなぐ方法が有効です。

    映像だけを見ながら削るよりも、先にテキストベースで要らない部分を決めてから編集に入ったほうが、話者の伝えたかった論旨をぶらさずに短縮できます。

    言葉の順序を大きく入れ替えると、本人が言っていない意味に変わってしまう危険があるため、文の順序はできるだけ話した通りに保つことも大切な原則です。

    テロップ・字幕はどこまで入れるべきか

    テロップ・字幕はどこまで入れるべきか

    インタビュー動画では、話者の発言をそのまま全文表示するのではなく、フィラーを除いた要点だけを短いテロップにまとめる方が視聴者にとって読みやすくなります。

    画面いっぱいに長文のテロップを表示すると、映像よりテキストを読むことに意識が向いてしまい、話者の表情や雰囲気が伝わりにくくなります。

    「発言の再現」ではなく「発言の要約」としてテロップを作る

    1つのテロップは2行以内・表示時間3秒前後を目安にすると、無理なく読み切れるバランスになります。

    編集前に確認しておきたいこと

    編集前に確認しておきたいこと

    編集に入る前に、動画全体の想定尺と「絶対に外せない発言」をあらかじめリストアップしておくと、迷いなく作業を進められます。

    編集前チェックリスト

    • 完成尺の目安(例:3分以内)は決まっているか
    • 絶対に残したい発言・要点をリストアップしたか
    • 使えそうなB-roll素材が手元にあるか確認したか

    尺の目安がないまま編集を始めると、どこまで削ってよいか判断できず、作業時間だけが延びてしまうことが多いため、最初に決めておくことをおすすめします。

    インタビュー編集でやってはいけないこと

    インタビュー編集でやってはいけないこと

    最もやってはいけないのは、話者の発言の一部だけを切り取って、本来のニュアンスと異なる意味に聞こえるようにつなぎ変えてしまうことです。

    尺を短くしたい気持ちが先行すると、条件やニュアンスを説明していた部分だけを削り、話者の意図とは違う言い切りの発言に見えてしまうことがあります。

    迷ったときは、編集後に話者本人へ内容を確認してもらうひと手間が、後々のトラブルを防ぐ一番確実な方法です。

    よくある質問

    Q. インタビュー動画のジャンプカットの自然なつなぎ方は?

    A. 表情やジェスチャーが動いているタイミングで切り、カット前後の間の長さをそろえるのが基本です。カットが連続する場合はB-rollを挟むことも検討しましょう。

    Q. フィラーはすべて削ってもいいですか?

    A. 基本的には削って問題ありませんが、考えている間の自然な沈黙まで詰めすぎないよう注意してください。

    Q. B-rollの映像がない場合はどうすればいいですか?

    A. B-rollがない場合は、無理に挿入せずジャンプカットのまま短くまとめる選択肢もあります。次回の撮影時に、関連するカットを数カット多めに押さえておくと安心です。

    まとめ

    インタビュー動画の編集は、フィラーの削り方とカットのつなぎ方を押さえるだけで、格段に見やすい仕上がりになります。

    ムビ楽では、インタビュー編集のテクニックも含めた実践的な編集レクチャーを行っています。

    動画編集の内製化サポートページを見る →

    目次